波動と声のお話し

こんにちは。こんばんは。
深層心理カウンセラーのテルミです。

2日の夜と3日は、おはら祭りで、天文館周辺は和太鼓の演奏や踊りの音頭、合図の花火などでとても活気のある雰囲気に包まれていました。
音を聞いているだけでも雰囲気を十分に感じられますね。
音は波動です。

 

外部サイト パパが奏でるギターの上でスヤスヤ眠る赤ちゃん(米)

ギターの波動が心地よいのか、赤ちゃんの様子が可愛らしいですね。

ギターから伝わる振動が身体の内側に伝わり共鳴して委ねていくと、次第に緩んで自我が解けて境界線がなくなり心が静かになります。

電車に乗って眠くなるのは、物理的な振動の影響ですね。(^^ゞ

 

全てのものは量子レベルで常に振動していて波長を持ちます。
楽器は、弦をはじいたり弾いたり、ピンと張った面を叩いたり、息を吐いて音を出しますね。
植物も、電子の動きを音に変える装置を繋ぐと植物が発する音をきくことができます。

外部サイト https://www.youtube.com/watch?v=IQnMavP9RKM(音声注意です)

 

朝と夜でも音は変化しますし、何等かのストレスがかかったときにはそうでない植物よりも多くの違う信号音を出しているということも研究で確認されています。

外部サイト https://vaience.com/biology/20191208-plant-speak-sound/

可愛がっている観葉植物とセッションをしている海外のアーティストもいます。

 

森林浴など自然に触れることは、アロマセラピーの作用だけでなく、こうした植物の発する超音波の影響も私たちは受けているのでしょうね。

 

動物や人間などは、声帯をもっているので、空気を震わせて声という音に変換しています。

声は、体格や声帯の形状などによって人それぞれですが、同性の親子は声が似ていたりするのは、遺伝的要素も含まれますが、「似ている」ということは、声も1人ひとり違うということです。

よく、声を分析する器械で犯人を捜査したり、特定の人と分からないようにするために音声を変換したりするのもそのためです。

 

音色とか声色というように、音も声も「色」の言葉が表すようにそのものの表情をつくることもあります。色は波長ですから、本質の声に他の波長が合わさっている状態ですね。

元気がない時は声にも力がありません。
自信のない人の声は小さく細い声になります。
豪快な人の声は、大きくパワフルになります。
緊張していると声も震えます。
優しい人は、優しく柔らかく温かみのある声になります。
このように、声は、その人の状態や本質も表しています。
その人の状態によって、話すスピードにも影響与えますね。

 

また、見た目のイメージと声のギャップが大きい人もいます。
この場合、過去の経験によって発声の仕方を意図的に変えていたり、何等かの対応が必要な場合もあります。
声優さんのように、地声以外にいくつもの声を出して表現することが出来る人もいます。

 

ですが、声は特別な理由がない限り、多くの人が生まれた時から出せる音で、そこには学歴や国籍などの様々な条件はありません。

声は、あなた特有のものなのです。
また、個人の精神性などの深い響きを持っているものでもあります。

このような理油から、「○○さんの声を聴きたい」などのように、表現されることもあるのです。
その人の声を聴きたくなるのは、聴覚が発達している人ですね。

人間の5つの感覚器官は、人により、より発達している器官が違います。
聴覚が発達している人は聴くことが得意になります。
そうすると、視覚よりも聴覚優位で人を見つけることが得意だったり、視覚よりも聴覚で記憶していたりするからです。
絶対音感の人も、聴覚が発達している人ですね。

 

先日、生徒さんと日本語の歴史や成り立ちについての話し(深層心理カウンセラー応用で取り扱います)になったのですが、世界でも珍しい部類の言葉なのですよ。

日本語には母音5音、子音13音から成りますが、オノマトペといわれる、目に見えない音、例えば、雪の降っている静かな様子を「シンシンと」や、ショックを受けている状態「ガーン」なども言葉で表したりします。

繊細さと風情を表現できるのも日本語の良いところ。

 

この音に、更に、言葉そのものが持つ意味も加わり、昔から、言葉には魂が宿っているとして、言霊といわれていました。

祝詞などは、言霊を使っていますね。

ちなみに数字にもエネルギーがあるので、霊数・数魂ともいわれます。

 

その言葉を発するときに、私たちは、声帯を使って声にし、そして発した言葉を耳で聞きます。
なので、言葉を使う時、聞く人よりも言葉を発した方の人が影響を大きく受けるのです。

 

以前、自分の身体や自分自身に「愛している」「大好きだよ」「いつもありがとう」「かわいいね」などのポジティブな声掛けをするお話しをしましたが、いつも頑張り続けている人が、このワークをすると、不意に涙が流れることもあります。

それは、あなたの言葉があなたの心に響いた証です。

 

子どものころの経験によって、欠乏感がある場合、無意識に、人に認めてもらおうとか、人に気に入られようとして行動していることも多く(無意識なので、本人は気が付いていませんし、意図的に行動しているわけではありませんから、自分を責める必要はありませんよ。)、常に頑張っていることに自分でも気が付いていないことがあります。
先ずは、あなたがあなた自身に愛を伝えてくださいね。

あなたの声は、あなたを癒すことが出来ます。

頑張っているのなら、「頑張っているね」って、あなた自身にあなたを認める声をかけてみましょう。

 

また、あなたが発声したとき、身体の内側でどのように響くかで、あなた自身の状態を知ることもできます。

身体に力が入っている時には、喉から上の領域で上ずったような声になりますし、身体の力が適切に抜けてリラックスしていると、身体全体が楽器になったかのように、身体の隅々にその音が響くのを確認することが出来ます。

バスルームで声を出したときにエコーがかかっているような、響きを感じることができます。

 

あなたの優しく温かい声は、周囲の人を癒し、勇気づけ、前向きな気持ちにしていることでしょう。

 

いつもお読み頂き、ありがとうございます。
あなたが、健やかで幸せで、恐れから自由でありますように。