潜在意識を書き換える方法

こんにちは。こんばんは。
深層心理カウンセラーのテルミです。

 

数回にわたって潜在意識についてお話しをしてきましたが、
今回は、「じゃあ、潜在意識の書き換えはどうすれば良いの?」というお話しです。

 

「三つ子の魂、百まで」という諺がありますが、
福岡県のとある保育園の園長先生がおっしゃるには3歳までに愛をしっかりもらって育てられた子供は、その後、非行に走ったり横道に逸れることはないと。

また、他の実験では、お金に対する価値観も既に確立されていることが確認されて、個人の価値観や個性をしっかり持っています。
これらの価値観や個性が、本来の自分に一番近い状態と言えるでしょう。

ですが、親など身内の人と関わる中で、親が子どもにお父さんかお母さんのどちらかの愚痴をどちらかの親が言っていたり、もしくは、両親それぞれが言っていたりすると、子どもの潜在意識にはしっかり刷り込みが出来ます。

また、夫婦喧嘩をしていたり、躾といって体罰を与えていたりすると、子供の脳に委縮が起こり発達に影響を与えたりしますし、勿論、潜在意識に刷り込みされていき、子供が自分の人生を生きる際に影響がでてきます。

 

例えば、お母さんが、お父さんの悪口や、結婚は大変なものだと愚痴を言っていると、子供は、結婚に対して前向きになれなかったり、男性に対しての刷り込みがなされているのでインナーチャイルドが癒されていないときには、恋愛や夫婦関係もうまくいかないことが起きたりします。

 

親の子どもに対する何気ないダメだしなどの口癖も、子どもを全否定したり傷つけていたりします。
これも繰り返し言っているうちに子どもの潜在意識に刷り込まれていきます。

 

また、親が忙しかったり、厳しすぎたりするなど、何らかの理由で、子どもが欲しい形で愛情を受け取られていないいと感じている場合は、その不足感・欠乏感があらゆる面で影響を与えます。

 

このように、愛を感じられないような経験しかしていないので、人を愛することがどういうことかとか、愛をもった接し方が分からないので、人と親密な関係性を結ぶことに困難さを感じたり、自分の子どもが誕生した場合は、どのように接して良いのか分からないことや、虐待を受けていた場合は、同じように虐待してしまう可能性もあります。

 

親自身も、また親の親から同じような愛し方・接し方をされている可能性も多いのです。
親から子ども、またその子どもと連鎖することが分かっています。
経験したことしか出来ないから・・・。

 

そのような方たちの内側には、癒されるまでは、ぽっかりと穴が開いているような感覚、好きと思える人と居ても埋まらないような大きな空洞を感じていることがあります。

 

ですが、成長していく過程で、違う価値観をもった様々な人たちと出会うことで、自分を知る機会をもつことができたりもします。
例えば、学校に行かせてもらえたり、ご飯を作って貰えたりしたことは、自分の欲しかった愛の形ではなかったかもしれないけれど、親なりの愛はあったことに氣がつくこともあるでしょう。

 

親の代わりに愛を与えてくれる人などから愛を受け取ることや、上手くいかない多くの経験などを通して氣づきが起こり、これまでの思い込みや刷り込みを手放していくことにより、少しずつ本来の自分を取り戻していくこともできます。
そうすることで、その空洞は、自分で埋めていくことも可能です。

 

なにより、親も、1人の人間なのですよね。
子どものころは親は完璧な存在として認識されていますが、成長してくことで、親も1人の人間で、完璧ではないことなどを理解出来るタイミングもくるでしょう。

 

このように、幼少期の親との関わりから既に潜在意識に多くの記録が残っています。
これは、両親が揃っているかとか片親かということはあまり関係がなく、子どもとの関わり方によるものです。

 

このように、幼少期から多くの刷り込みが、知らない間になされています。
別の視点からみると、魂レベルでは、私たちは親を選んできていると言われていて、胎内記憶のある子どもたちの証言から、どうやら本当らしいです。
子どもたちの共通認識。
となると、このような刷り込みをなされる経験も、織り込み済みの人生設定で、魂の成長のために必要な経験と言えます。

少なくても意識の95%ほどを占める潜在意識の中にある刷り込みは、私たちの行為の中にみることができます。
行為そのものではなくて、その行為の本質に潜在意識にある刷り込みや思い込みをみることができます。

 

その無意識の行為のパターンに対して、新たな刷り込みや思い込みを上書きしていくことでそのパターンを変化させることができます。
他人は変えられないので、あなたが幸せになる選択をすることです。

 

幼少期に親から否定される言葉かけが多かった場合は、自分の身体に感謝することから始めてみましょう。

私たちの体を作る細胞の数は60兆個や37兆個などといった、何十兆個もの集まりでできていて、意識しなくても、私たちの毎日の活動を支えています。
そして、あなたの想いや経験は、全ての細胞に記憶されています。
ますは、その細胞に感謝を伝えて大切にしてくださいね。

 

朝、目が覚めたことに感謝。
起きるときに「今日も一日よろしくね」と挨拶。
ご飯が美味しく食べられたことに感謝。
お風呂で、「いつもありがとう」と心の中で(声に出してもOKです)感謝しながら体を洗う。
夜寝る前に、一日を無事に過ごせたことに感謝。
このほかにも何か感謝することに氣がついたらあなたの体の細胞に伝えましょう。

 

慣れてきたら.

朝、鏡をみて、「今日も素敵だよ」、「今日もかわいいよ」などと自分を褒める
鏡に映ったあなたをみて「ありのままの自分を受入れます」や「好きだよ」などと伝える。

 

最初のころは抵抗を感じるかもしれませんが、自己受容をしていくワークの1つです。
取り組んでいると、涙が出てくるようなときもあるかもしれませんが、涙を流せたということは、あなたの中にある傷の一部が癒せた(手放せた)ということです。

ずっと我慢してきたことで、感情に蓋をしてきていたものが少しほどけてきて、あなたご自身が辛かったことに氣が付けたということです。
それまでは、辛いので自分の感情に蓋をして感じないようにすることで、やり過ごしてきたのです。

ですが、今このブログを目にしているあなたは、もうそのようにすることを止めても大丈夫なときにきていて、自分と向き合うこともでき、そうすることで、新しいあなたと出会っていくタイミングにきています。

 
何度でも繰り返していくと、あなたの内側の変化(言っているときの感情の変化など)を感じることが出来るようになりますよ。

 

その他の潜在意識の書き換えの参考に動画を紹介しておきますので、取り組みやすそうなものから取り組んでみてくださいね。

 

10月中に、現実創造のための土台作りのワークの無料講座をUP予定ですので、ピンときた方はお楽しみにお待ちくださいませ(^^

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
あなたが、健やかで幸せで、恐れから自由でありますように。