可能性を制限して本質を見えなくするもの

こんにちは。
可能性を最大限に広げていく深層心理コンサルタントのテルミです。
いつもお読みくださりありがとうございます。

 

最近の投稿で、思い込みで自分の世界は創られること
だからこそ、過去の経験からくる感情に引っ張られないことは大切ということで
思い込みの書き換えをすることに触れました。
今回は、別の視点から捉えたお話しです。

 

「離婚してからかなり時間経ってるから、もう結婚は考えていないと思ってた」
「結婚が決まったんですか?」
「奥さん」
「お嬢さん」

これらの言葉は、私が周囲の方々から言われた言葉です。
これらの言葉には、使った方の概念や思い込みが背後にあります。

 

○「離婚してからかなり時間経ってるから、もう結婚は考えていないと思ってた」
→ 背景としては離婚を考えている方で、1人の方が楽と思っている方で私を羨ましいと思っている。(その様なお話しをしていました)

 

○「結婚が決まったんですか?」
→ その方の中では、私にお付き合いしている方がいるという前提(思い込み)。
それまで、プライベートなお話しなどまったくしたことがないのですが、私が普段つけないイヤリングをつけていたことで今までとは何か違うことが起こったに違いないという思考。
観察力はあるけれど、偏った見方になります。

 

○「奥さん」「お嬢さん」
→ この2つは初めて会った店員さんやタクシードライバーさんから言われるもので無難な呼びかけをしているか、その店員さんに何らかの基準があるか。

 

その他には

○「女の人はみんな結婚したいと思っているよ」
→ これもその方の概念で、結婚を選択しない女性も中にはいらっしゃいます。
個人的な価値観が反映されやすいことですね。

女優の天海 祐希さんは、結婚しないと宣言していますが、周囲への質問を回避するには良い対応とおもいますし、良い出会いがあって結婚したいと思った時にすればよいと個人的には思います。

 

○「男の人は・・・で、女の人は・・・なのよ」
→ 身体機能や構造上や本質的なものではそのように言えるものも有りますが、それ以外に関しては、多くは思い込や刷り込みなどによるもので、好みや思考や精神的なものなどは、性別というよりも各個人で異なるでしょう。

 

○「私って○○だから~」
→ これも、自分の質はこうだと決めつけて制限しているので、囚われている状態、思い込んでいる状態です。私たちは沢山の質と才能をもっています。様々なことを経験しながら成長し続けていける存在です。自分の思い込みで、可能性を制限しないことです。

 

このような思い込や刷り込みによって、あなたの世界は創られています。
「あなた」という存在は1人ですが、周囲の人それぞれの思い込みによって、何人もの「あなた」が出来上がっています(勝手なイメージ像)。
周囲の方々のそれぞれの世界の中で、実際の「あなた」ではない「あなた」が存在しているのです。

日常生活では、その思い込みが基になって選択をしていきますから影響がありますし(先日、私もやらかしました(~_~;))、コンサルタントのお仕事をする場合には、相談者さんの話しの本質・出来事の本質など、本質を見ることが難しくなります。
プロとして氣持ちの切り替えは大事で、コンサルティングの際は、自分のことは切り離します。
相談者さんは、相談者さんご自身のことを観たいので、何らかの投影をして邪魔をしないことです。
相談者さんのお話しを魂を通して聴いて本質を見出すようにします。

本当のことは直接本音でお話しをしてみるしか確認できないのです。
本音を話せるかかどうかは、相手との信頼関係が必要になります。
そう言う訳で、コンサルティングの際は、先ずは、相談者さんと信頼関係を築くことになります。
(誤魔化そうと思っても、その誤魔化しも色を通すと見えます。)
本音が見えない時に、話しの内容から本質を見出していくサポートを行います。

私たちは経験を通して氣がついたり学んだりして成長していきますが、同じ経験をしたとしても、氣がつくことや学ぶことは異なっているのです。
その個人的な経験のフィルターを通して周囲の人と関わりますが、そこに判断をしたり偏見をしていては、本質がみえなくなります。

コンサルタントの仕事を考えていらっしゃる場合は特に、普段「あたりまえ」と思っていることが本当にそうなのか、自分が「そうだ」と思っていることが本当にそうなのかということを適切に疑ってみましょう。

そうすると「あたりまえ」と思っていたことに感謝の氣持ちがうまれることや、氣づきが起こります。
また物事や話しの内容の本質が見えやすくなります。

ハートと魂を通してコミュニケーションすることは日常でも大切ですね。
思い込みに氣がついたら、すぐに手放して軽やかにいきましょう!

 

最後までお読み頂きありがとうございます。