船魂神社参拝しました

24日は、梅雨の晴れ間で、前から気になっていた神社にお参りに出かけました。

毎月ヨーガの講師で訪問している精神健康福祉交流センターへの道のりの途中にある神社で、荒田八幡宮には頻繁にご挨拶と参拝に伺っているのですが、案内板を見かけては、通り過ぎるだけだった氣になる神社へ。

 

6月21日から30日は浄化(禊祓い)の期間というお話しを先日しましたが(過去ブログ)、その禊祓いに関係する神様を祭りしている神社でした。

甲突川沿いから少し筋を入ったところにある、船魂神社です。

そして、先日の金毘羅宮の件がきっかけで色々と調べているうちに繋がった塩釜神社。

 

先ずは、船魂神社から参拝します。

住宅と会社に囲まれた場所にあるお社です。

鳥居をくぐると、茶色の猫がじっと動かずにいて、手水舎で手を洗って、拝殿の前に着くまでいました。

神社で、猫やカラス、トンボやカマキリなど生き物に遭遇率高いのですが、「写真を撮らせてください」と伝えると、写真を撮り終わるまでじっとポーズをとって待っていてくれるので有り難い限りです。

撮影が終わると「ありがとうございます」と、ちゃんと伝えますよ。

ガラス扉を開けて参拝します。

お社の右手に社務所があって、御朱印を頂くことやお守りも購入できます。

宮司さんとお話ししたら、塩釜神社と兼任なさっているそうで、いまから塩釜神社にお参りすると伝えると、

「もし御朱印が必要なら、今、塩釜神社の方がこちらにいらしているので、すぐに向かわせますね。」

とのことでした。

「歩いて向かうので急ぎませんし、こちらのご用が終わってから、帰っていらっしゃるのをあちらで待ちます。」

と、お伝えしてから後にしました。

もし、御朱印のお願いを予定している場合は、宮司さんに確認なさった方が良いかもしれません。

 

◆船魂神社

御祭祀

伊邪那岐尊(イザナギノミコト)、伊邪那美尊(イザナミノミコト

底筒男命(ソコツツノオノミコト)、中筒男命(ナカツツノオノミコト)、表筒男命(ウワツツノオノミコト

猿田彦命(サルタヒコノミコト

 

伊邪那岐尊と伊邪那美尊は、日本で初めての男神様と女神様です。

2神様から沢山の神様が生まれました。

 

そして、伊邪那岐尊が黄泉の国から伊邪那美尊を引き戻そうとして果たせず、黄泉の国の汚穢を洗い洗い清める祓いの儀式を行ったときに瀬の流れの深いところで生まれたのが底筒男命、瀬の中間で生まれたのが中筒男命、水表で生まれたのが表筒男命と言われています。この3神様は、穢れ、祓い、厄除けの神様ともされています。

住吉大社でお祀りされている神様です。

 

猿田彦命は、天照大御神の孫である瓊瓊杵尊(霧島神宮の御祭神)が降臨したときの道案内をした神様です。

 

船魂神社の御守護は、御祭神からも伺えるように、交通、航海の安全だけでなく、建築、土木、農水産業、開業など、物事の始まりの際に禍(わざわい)・災いを祓い「万事最も尊い方向へ導き給う」とされ、開運、悪疫退散、開拓、五穀豊穣、安産、ご縁結びと昔から信仰されてきたようです。

 

2020年は、新しい時代の幕開けとも言われ、大きな変化の時期を迎えています。

このような変化のときや、個人的な再スタートのとき、日々の禊祓いに参拝して心新たにするのも良いですね。

夏越のお祓いにも、船魂神社に惹かれた方はお参りなさってみてはいかがでしょうか。

周辺は道路が一方通行のエリアも多くありますので、車でお参りなさる方はお気をつけてくださいね。

 

塩釜神社は次回に続きます。